株式会社 オリエンタルコンサルタンツ


有明筑後川大橋・有明早津江川大橋

有明筑後川大橋)は、選奨土木遺産ランクA のデ・レイケ導流堤を跨ぐ国内初の2連の鋼単弦中路アーチ橋、有明早津江川大橋は、国史跡で世界遺産三重津海軍所跡構成遺産の緩衝地帯を跨ぐ長大支間の桁橋と、曲線・斜角を有する渡河部の鋼単弦中路式アーチ橋の連続橋であり、共に有明海沿岸道路の道路橋である。川の流れでつくられた雄大な風景の中で、国指定重要文化財の筑後川昇開橋等と一体的に見られるため、「昇開橋、デ・レイケ導流堤、三重津海軍所跡をはじめとする既存施設に寄り添い、景観資源との調和を図りながらも洗練された質の高い橋」を2橋共通のコンセプトとした兄弟橋である。

「横への広がり感」、「歴史遺産への配慮」、「2橋を含む地域全体の一体感・統一感」に特に留意し、2橋は渡河部を張出の大きいブラケットによる軽やかな上部工とし、またアプローチ部までフェイシアラインを連続させた。
当社は、2 橋のデザインコンセプト策定、橋梁デザイン(㈱長大と協働)、有明筑後川大橋の詳細設計、有明早津江川大橋の予備設計を担当した。
土木学会デザイン賞2024優秀賞」受賞

有明筑後川大橋
有明早津江川大橋

写真出典:下4枚 国土交通省 有明海沿岸国道事務所


八ッ場ダム

八ッ場ダムは利根川の支流、一級河川吾妻川に首都圏を含む利根川下流部への洪水調節や水道及び工業用水の補給、吾妻川の流水の正常な機能の維持と増進、発電を目的とする多目的ダムである。
シンメトリーを基本とするダム堤体形状や建屋高さの抑制など堤体以外の景観影響を極力低減するデザインや名勝の本質的価値を損なわず周遊できる動線のデザインを実現した。加えて、ダム管理上の機能と地域資源価値向上を両立するために一般開放を考慮した減勢工橋梁やエレベータ、管理棟、苑地等をデザインし、実現した。

当社は、減勢工橋梁(現 八ッ場もみじ橋)の形式選定、デザイン検討、詳細設計を担当した。
土木学会デザイン賞2024優秀賞」受賞